外構工事の正しい業者の選び方

自身が住まう住宅の外構は住宅の顔とも言え、さらに経年劣化により、メンテナンスが必要であり、満足できるエクステリアを施工、維持するためには信頼できる業者選びが肝要です。
施工依頼は1社に決めるのではなく、複数の業者に見積もりを依頼する相見積もりすべきです。
複数の業者を比較することで、適正な相場がどの程度なのかわかり易く、不当に高い施工費を請求される恐れが減ります。
逆に安すぎる業者の場合は手抜きをする可能性もあるので手抜き業者の見極めにもつながります。

外構業者の賢い選び方とは?信頼できる外構業者を選ぶためのポイントを紹介

外構業者の賢い選び方とは?信頼できる外構業者を選ぶためのポイントを紹介 家づくりやリフォームでは、住宅メーカーが外構施工業者を指定することが多く、住宅メーカーに外構施工費に上乗せされた手数料が支払われることがままあるため、相見積もりを欠かせことができません。
住宅メーカーが指定したからと安易に信用せず面倒でもご自分で他業者に見積もってもらうべきです。
比較のポイントですが、見積もりの際に施工費だけではなく、工事内容や施工事例を確実に比較して検討します。
また問い合わせや見積もりは手間になりますが、電話や直接対面するなど直に見聞きした方が、接客などの業者の様子が分かり易いのでお勧めです。
その際に、問い合わせ下だけなのに、すぐに契約を始めようとする業者は注意すべきで、じっくり自分の希望を聞いてくれる業者かどうかをチェックして希望内容が見積もりに正しく反映されているかを確認することが業者の選び方のポイントとなります。

外構を設置する際に注意するポイントとは何か

外構を設置する際に注意するポイントとは何か 建物には必ず外構が必要になります。
外構はどんな目的があるでしょうか。
それは建物を保護する役割がありますが、それだけではありません。
1つには防犯効果があります。
外構があることで不審者の侵入を防ぐことができるからです。
では設置する際にどんな点に気をつけると良いでしょうか。
1つのポイントは丈夫な材質を使用するものです。
外に設置しますから、雨風や紫外線に強い材質を使う事はとても大切です。
あまり良くない材質を使うならすぐに劣化してしまうでしょう。
地方によって気候が違いますから、それに応じた丈夫な建材で立てなければいけません。
気温が高い地域なら紫外線に耐える材料を使います反対に極寒地域では、寒さや積雪に入れることが条件になります。
外構の設置において大切な別のポイントは外観です。
つまり建物によく調和している事を意味します。
もし建物に調和していないデザインや色、質感の外構を設置するなら景観を保つことができません。
建物に調和しているものを選ぶ上で、色選びは欠かせない要素です。
同系色の色を選ぶなら問題ありません。
あるいはトーンが同じものを選ぶなら多少違ってもきれいに見えます。
例えばパステルカラーで統一するなら一体感が生まれるはずです。

住宅の外構をセットバックすることについて

住宅の外構をセットバックすることもありますが、これはどういうことかというと、前面道路の幅を確保するために自分の敷地でありながらもあえて外構を後退させ、その部分を道路利用に提供することを指します。
なぜこんなことをするのかと言えば建築基準法が関係しており、現在の法律では基本的に前面道路の幅は4m以上ないと新しく建物を建てることができません。
これは万が一の火事の際に消防車が通れることや、日常的にも住宅が密集していると日当たりとか風通しなどの観点で環境が良いとは言えないためです。
建築基準法が施行される以前に建てられた住宅は、いわば既得権としてそのまま住み続けることが認められていますが、建て替える際には基準を満たさなければなりません。
自分の土地なのにあえて道路に供することは納得できないかもしれませんが、長い目で見ると住宅地としての価値が上がることになりますので決して損害のみというわけではありません。

駐車スペースの外構工事はどうすればいいのか?

家を建てる際には、土地と建物部分で予算組みをしがちですが、予想外に費用がかさむのが外構工事です。
できるだけ費用は抑えたいけれど、家がおしゃれに見えるかどうかは外構にかかっていると言っても過言ではありません。
そんな外構の中で、駐車スペースの考え方についてご紹介します。
選択肢としては、①コンクリート②砂利・砕石の2択になるのが現実的です。
タイルや天然芝・人工芝というのもありますが、タイルは高額になりますし芝は車が上に乗るのに適していないので除外します。
まずコンクリートは性能で言えば最も駐車スペースに向いています。
耐久性があることや手入れのしやすさ、また見た目が良いことも理由です。
しかしDIYするのも難しく、委託費用も高めになるというのがデメリットです。
一方で砂利・砕石は費用も抑えられますしDIYすればもっと安価にすることができます。
また踏むと音がするので防犯対策にもなります。
デメリットとしては、雑草対策が必要なことや石が飛んで車に当たるリスクがあるということが挙げられます。
家全体の予算を見ながら駐車場にどれだけ費用をかけるか、メリット・デメリットとのバランスを見ながら判断することが必要になります。

外構を依頼する時はお気に入りのデザインや雰囲気を具体的に伝えよう

分譲住宅ではなく自分でハウスメーカーや工務店に頼んで注文住宅を建てた時、塀や駐車場や庭などの外構工事はどこかの業者に依頼することになります。
ハウスメーカーや工務店から紹介してもらえることもあるし、自分で探しても構いません。
エクステリアや庭など外構を請け負うデザイナーや工事業者はたくさんありますが、要望通りのデザインをしてくれる業者を選ぶことが重要です。
家の外壁や屋根などはもちろんですが、塀や駐車場や庭なども、家の顔とも言える部分だからです。
家を建てる時は決めることがたくさんあるので大変ですが、外構工事はだいぶ先になります。
家の外壁や屋根の雰囲気や色などを決めたあとで、街を歩いて気になる外構デザインや好きな雰囲気のものを探したり、住宅雑誌をチェックしてみましょう。
その中で「こんな庭にしたい」「塀や門扉はこれが好き」というお気に入りを見つけたら、担当者に見せてイメージを伝えてください。
具体的なエクステリアなどの写真があれば先方も図面を引いたり商品選びがしやすく、自分にとっても理想に近いものができあがるはずです。

外構の門構えにはいくつかの種類があります

外構の門構えについてはいくつかのバリエーションがあります。
これはセキュリティに関する考え方の違いや外構にかけられるお金、警備会社と契約するか否かなどの条件によって異なってきます。
もっとも厳重な雰囲気のある外構はクローズ・タイプです。
よじ登るのが難しいほど高い門とフェンスを設置し、内部と外部をしっかりと隔てるのです。
必要であれば監視カメラを設置し、不審者が見つかったら警備会社が駆けつけてくれるようにします。
外部との隔たりを極力なくすのがオープン・タイプです。
隣家から家の周囲が見えるので、不審者は隠れる場所がありません。
それを利用して門やフェンスなどを設けないのです。
スペースが広く使えるので、限られた土地に家を建てるときに適しています。
両者の中間がセミクローズ・タイプです。
背が低いながらも門とフェンスを設けて、境界をはっきりとさせます。
閉塞的な雰囲気がないので、近所の人も訪問しやすい建物になるでしょう。

外構工事でフェンスを設置する時に選ぶべき資材と防犯の問題

自宅の外構工事を希望している方が、敷地内の地面やカーポートの設置だけではなく、フェンスを設置する方法も人気があります。
現在では洋風でおしゃれな住宅が増えていることで、非常に多くのメーカーから資材が販売されていますが、フェンスの場合は木製でも手入れが出来れば問題はありませんが、耐久性と耐候性を求めるには樹脂製やアルミ製、ステンレス製であれば抜群の耐久性を発揮できます。
樹脂製のタイプの中には木材と見間違えるような資材も販売されており、各素材はカラーバリエーションも豊富にあるので住宅全体の外観に合わせた色選びで上手く調和させることが可能になります。
古い時代では高さがあるタイプを用いてきた背景がありますが、高く設置をしてしまうと防犯上では問題になるリスクがあります。
敷地内に侵入をした人物が現れても対面する住宅や近隣住宅からは隠れてしまう問題があり、解決するには外構を道路側から全てを隠すのではなく、ほどほどの高さにする方法と目隠し用でもスリット部を設けることで防犯性も高められます。

新着情報

◎2022/7/22

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>住宅の外構をセットバックすることについて
>駐車スペースの外構工事はどうすればいいのか?
>外構を依頼する時はお気に入りのデザインや雰囲気を具体的に伝えよう
>外構の門構えにはいくつかの種類があります
>外構工事でフェンスを設置する時に選ぶべき資材と防犯の問題

◎2021/9/30

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